心理カウンセリング・サイコセラピー
(心理療法)とは何か


 
image 心理カウンセリング・サイコセラピーでは、現在の自分、そして環境を変えていけるように、心理学的な知識を用いて、メンタルヘルスや日常生活における問題等の改善を目的とし援助していきます。

心理カウンセリング・サイコセラピーは、単にアドバイスを与えたり、話を聞くだけということではありません。心理カウンセラーやサイコセラピストは、相談にいらした方の問題に対し、心理学的な専門知識にあわせて解釈したり、現在の状況についてフィードバックを与えたり、一緒に考えながら、その人なりの答えを見つけていく援助をします。

心理カウンセリング・サイコセラピーを進めていくうちに、いま自分が抱えている問題がどのような性質のものなのか、そしてその中で何をしているために自分が苦しんでいるのか、どのように変わりたいのか、どのようにすれば自分やその状況を変えられるのか、これからどのように対処していくのがいいのかなど、いろいろな事に気がついていきます。そして、自分が変わることにより、自分の環境を変えていくことが可能になります。それを引き出していくのが心理カウンセリングやサイコセラピーです。



心理カウンセリング・サイコセラピー(心理療法)は、
こんなときに役に立ちます。



  • 誰かに話を聞いてもらいたいとき

    人間にとって、他の人に聞いてもらった、理解してもらったという経験は、非常に大切なものです。残念ながら、多くの場合、ほとんどの人は、その経験をしていません。ですから、心理カウンセリング・サイコセラピーで、それが経験されたとき、癒しにも繋がります。

  • 困難な状況の中で支えが欲しいとき

    困難な状況の中にいるとき、一人でそれを抱えていると思うことほど辛いものはありません。心理カウンセリング・サイコセラピーで、一緒に問題に取り組んでいくことにより、支えを得、それからくる安心感が問題の改善に繋がっていきます。

  • 心理的または精神的な負担を抱えているとき

    人生の中で、不安、ストレス、うつなど様々なことが原因で、問題を感じたり、現在の生活に支障をきたすこともあります。心理カウンセリング・サイコセラピーは、心理学的な専門知識を使い、過去のことやまわりの状況を振り返ったり、自分の感情、思考、行動のパターンを見たりしながら、相談にいらした方が、健康的に機能していけるように援助します。

  • 自分の置かれている状況への理解を深め、改善を望むとき

    心理カウンセリング・サイコセラピーを通し、自分自身やまわりの環境に対し、今まで気がつかなかったことに気づいたり、自分がその状況の中で何をしているために問題となっているのかなど、理解していくことができます。それがわかると、今度は、どのように改善して行けるのかということに取り組むことができます。

  • 自分を見つめ、理解したいとき

    心理カウンセリング・サイコセラピーにおいて、自分を見ていくということが基本になります。自分をよりよく知ることにより、自分を変え、そして周りの環境を変えていくことも可能です。

  • 自分の可能性を見つけ、自分を高めて行きたいとき

    心理カウンセリング・サイコセラピーを受けるのは、悩みがある人だけとは限りません。多くの人が自分の生活の中で、自分を見失うこともよくあります。自分を発見し、それを日常生活の中で効果的に使っていけるように援助します。