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イギリスは、多文化社会であり、異文化の背景を持つ人たちと一緒に仕事をする機会が多くあります。その環境の中で、ストレスを感じたり、人間関係に摩擦や軋轢が生じることはよくあります。どのような人間関係を持つかによって、生産性や効率性に大きな影響を及ぼすものであり、日系の企業でも、日本人職員とローカルスタッフの間の人間関係が問題となっているところも多いのです。組織の中で人間関係がどのように機能しているかを見ながら、文化の違いによってどのように問題が起きているのか、そしてそれをどのように改善したらいいのか、また、それだけではなく、その文化の違いをどのように、組織の成長のために利用していけるのかに取り組んでいきます。
上に挙げた人間関係には、コミュニケーションという問題も関わってきます。文化とコミュニケーションの図り方には密接な関係があり、文化が異なるとコミュニケーションの仕方も異なってくるのは言うまでもありません。日系企業では、コミュニケーションの問題だけではなく、心理的にも言葉のバリアが様々な影響を及ぼすことも考えられます。それにより、フラストレーションを感じるだけではなく、自信を失い、また差別を生み出すこともあります。そのような問題を見ながら、よりよいコミュニケーションを目指します。
もともと日本人以外の人と接触する機会が少ない日本人にとって、海外で暮らし働くということは、とてもストレスを感じることです。その環境の中で、精神的に健康な状態を維持するのは、組織の生産性を考えてもとても重要なことです。英国で働く日本人がどのようにしてストレスを解消しより健康的に仕事をすることができるか、また、何か問題がある場合には、それをどのようにして解決できるのか相談に応じます。